マグロの話を少し。

皆様こんにちは。
私たちのお店「さつき シャモニー・ムジェーブ」で使用しているマグロは特に品質にこだわり、パリの市場から直送していただいております。
ということでこんな大きなマグロさんがお店に届きます。

カットするとこんな断面。
市場の皆様の努力でこのようにとても美しいマグロをお客様に提供することが出来ております。

この大きなマグロ、用途はお寿司、お刺身だけではなく天ぷらにしてそれを南蛮タレで食べていただいたり、角切りにしてごま油、しょう油、みりん等を混ぜ合わせたオリジナルソースに漬け込み食べていただくなど、さまざまな料理法で提供させていただいておりますが、そんな中でも他のお店では見ることの出来ない、当店シェフのオリジナルメニュー「ブーダン・ドゥ・トン」もお勧めのひとつです。
ブーダンとはフランス料理のひとつで豚の血が入ったソーセージのこと。
スライス、もしくはすりおろしたりんごなどが添えられて、コースの前菜などで提供されることが多いようです。
当店のシェフは、とてもそのままでは食べることが出来ないマグロの血合いの部分を使い、しょうが、豆腐などで食べにくさを見事に解消し(詳細は秘密です。お店にいらして直接シェフに聞いてください(笑))、なおかつりんごの部分を日本料理ということで大根のすりおろしに変え、ブーダンに見立てお客様に提供しております。
フランス人、そのほか外国人の方からもお褒めのいただいております。
日本でも見ることが出来ないオリジナル日本料理「ブーダン・ドゥ・ノワール」。シャモニーにお越しの際は是非お試しください。

今日はマグロのお話を少々。
それでは皆様もステキな週末を。
スタッフ・小櫻。