思い、願い、届きますように。

この度の地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災されました皆様に対して心よりお見舞い申し上げます。 さつき

日本からのお客様も「国内は自粛ムードですよ」なんておっしゃっていましたが、当ブログもしばらくは自粛と言う形でお休みをいただいておりました。
それでも、少しずつ復興へ向け、皆が動き出している状況。
フランスにある田舎町から、その町のこと、「日本人であってよかった!」「日本食の素晴らしさ、世界の皆様が認めています!!」そんなことを届けたいと思い、始めたこのブログですので、少しずつではありますが、その再開を果たしていければと思います。
まずは週末に行われた、シャモニーでのイベントのことを。
海外に住んでいても、日本人は日本人。
今回のことで、たくさんの人が「私に出来ることは何か!?」ということを考えたことだと思います。
シャモニー在住の日本人の方々も、それぞれがそのように考え、行動したいと思い、日本で起きたことをわが身のように感じておりましたが、そんな想いがひとつの形になりました。
シャモニー・日本人会が先頭に立ち、ホテルアルピナ、シャモニー市のご協力のもと、チャリティーイベントとして、土曜、日曜日の二日間、市場の前や町の広場でお寿司、焼き鳥などを販売し、その売上のすべてを寄付に当てるというイベントを行いました。


日本への関心がとても高いということをあらわすかのように、両日ともたくさんの方が集まり、多くの売上、たくさんの募金に繋がったようです。
前日、前々日からお寿司や焼き鳥の準備にあたってくださった、たくさんの「私にも何か出来ることがないか!」という思いをもった日本人の人達のボランティア精神がひとつの形になりました。
人のパワーは、自分のためではなく「他の人のために」と願えば願うほど、より大きなエネルギーになる。
そんなことをあらためて感じたこの週末でした。
ボランティアイベントに携わってくださったたくさんの日本人の方々、そして寄付、販売に協力してくださったすべての人々にあらためてここで感謝の気持ちをお伝えしたい!!!
本当に、本当にありがとうございました。皆様お疲れ様でした。
そしてこの思い、願いが届きますように。
スタッフ・小櫻